天にそびえるワイパーアーム。
こんにちは、五嶋です。
先日、お客様とのやり取りの中で「CX-60のワイパーアームの立て方を教えてほしい」という質問を受けました。
CX-60はドライバーの下方視界の改善&外観デザインの見栄え向上&風切り音の低減のため、ワイパーがボンネット下に格納されています(MAZDA3、CX-30、MX-30も同様です)
しかし、予備知識無しで、洗車などの際にワイパーアームを立てようとすると、ボンネットに当たってしまい、もうこれ以上動かせないという初見殺しの事態になってしまいます。
立てるときも戻すときもワイパースイッチを「MIST」の位置まで2回押し上げます
そんな由々しき事態を避けるためのワイパーアームを立てるときの手順は以下の通りです。
(1)車両の電源をONにする。
(2)車両の電源をOFFにする。
(3)車両の電源をOFFにしてから30秒以内に、ワイパースイッチを「MIST」の位置まで2回押し上げる。
(4)ワイパーが作動し、サービスポジションで止まるので、ワイパーアームを立てる。
この位置を「サービスポジション」といいます。
そしてワイパーを初期位置に戻すときの手順は以下の通りです。
(1)ワイパーがフロントガラスの上におろされていることを確認する。
(2)車両の電源をONにする。
(3)ワイパースイッチを「MIST」の位置まで2回押し上げる(ちなみにMAZDA3、CX-30、MX-30は1回です)
ワイパーがボンネット下へ格納されたことで、すっきりとしたスタイリッシュなデザインとなっています。