#旧山口藩庁門
山口市の史跡
山口県庁の敷地内にある『旧山口藩庁門』の紹介
1864年、萩から山口に藩庁が移転された際に建てられた
『山口政治堂』(山口城)の正門として1867年に造られたもので
山口県の重要文化財として、すぐ隣
県庁の南から東かけて当時の水堀も残されています。
当時、幕府に対しては政治堂と謳っていましたが
実際には鴻の嶺城を含み西洋式の城郭を呈していたと言われています。
明治元年が1868年なので、
まさに明治維新からの遺構と云えると思います。
右側の脇門は常時解放されているので、
自由に往来することが出来ます。
#藩庁門 裏側
瓦を見てみると
三つ巴に左右があるのに気が付きました。
神社、仏閣の瓦でもよく見かけることがある三つ巴。
諸説あるようですが、
火災除け、武運長久、願掛け等の意味があるそうです。
子供の頃から見慣れている門ですが
改めて訪れてみると新しい発見もあるものですね。
イベント時には門が解放されると云う事なので
機会があれば見てみたいものです。